公務員からITコンサルへ!市場価値を高めるための挑戦とキャリア戦略

2025年1月21日

転職を決意した背景

 

―― Tさんが転職を考えられた背景を教えてください。

 

前職が公務員だったんですが、率直に言って刺激が足りなかったんです。公務員なので、チャレンジングな働き方はできなかったんですね。

 

そんななかで、キャリアの限界が見えるというか、自分敷かれたレールが見えるような気がして、正直もやもやしていました。

 

新卒入社したときは、安定した働き方が自分に合っていると思っていたんですが、いざ入ってみると「もう少し刺激のある環境で働きたい」と思ったのが第一の理由ですね。

 

2つ目の理由は、もう少し市場価値の高いスキルを身に付けたかったという点です。例えば、仕事を失って自分が市場にほっぽり出されたときに、自信を持って言える付加価値が見いだせなかったんですね。なので、民間企業でしっかりとスキルを身に着けたいと思って転職を決めました。

 

―― 1つ目について、公務員のどのような部分に物足りなさを感じましたか?

 

そうですね。やはり行政なので仕事を進めるに当たって、まず「法律」という正解が存在するんですね。最終的な結論が決まっているため、議論の余地があまりないんです。チームで仕事を進めるんですが、あまり反対意見も出ないというか……。

 

自分としてはロジカルシンキングを身に着けたいと思っていました。一般企業であれば、課題に対して論理的かつ建設的に議論しながら、最善策を模索していくと思うんですが、公務員のときは、ほぼ議論の余地がなかったので転職しようと思いました。

 

―― 公務員は「チームで正解を模索する」という感覚が薄かったということですね。

 

はい。やはり考え方が似通っている部分もあるので、反対意見も出にくかったと思いますね。

 

私は将来的に起業も考えているので、早いうちに「チームで働く」という経験を積みたかった部分もあります。考え方が違うメンバーと論理的に意見を交わしながら、最適解を見つけていく仕事がしたかったですね。

 

転職活動について

 

―― そこから転職活動を進められると思いますが、最初はどういうアクションを取りましたか?

 

2023年の1月くらいから始めました。最初は大手転職サイトに登録しましたね。はじめての転職だったので、3つくらいの有名なサービスに登録して使い勝手をみながら進めていきました。

 

そのなかで転職サイト上3名のでエージェントの方からお声がけしてもらいました。そのなかの一つがkeio careerさんでしたね。

 

―― そのなかでkeio careerを選ばれた理由を教えてください。

 

そうですね。感覚的にいうと、「最初のカウンセリングで波長が合いそうな方がいいな」と思っていて、keio careerさんと会話した際にいちばんしっくりきた、という点ですね。

 

機能的な側面でいうと、まず「紹介してくださる企業が、自分の要望と合致していた」という点です。

 

他のエージェントさんは公務員という前職を踏まえて、安定性の高い企業を選んでくださいました。ただ私としては、キャリアをシフトしたかった。その点も踏まえて転職先を紹介してくださったので、お願いしようと決めましたね。

 

また慶應義塾大学の先輩という点も魅力的でした。はじめての転職だとエージェントさんに気を遣ってしまう可能性もあると思うんですが、初回から気軽に話せましたね。

 

また「必要であれば慶應の卒業生と会話しながらキャリアの相談ができる」という部分は安心感がありました。

 

―― 転職したい業界などはありましたか?

 

具体的にはあまりなかったんですよね。ただ公務員時代に割りとアナログな業務スタイルだったので、将来性も踏まえてテクノロジー系の商材を扱っている企業には行きたいと思っていました。

 

こうした要望はkeio careerさんにも伝えていたんですが、希望通りの企業を紹介してもらっていました。

 

転職後について

 

―― そこから実際に転職をされましたが、働いてみて希望通りでしたか?

 

そうですね。IT系のコンサルティングカンパニーに転職したのですが、業界や働き方という意味では、希望に近かったとは思います。

 

クライアントの成功に向かってチームで議論しながら進められています。クライアント側がアプリベンダーだったりするので、ITの知識も自然と溜まっていく環境ですね。

 

不満な点は少ないですが、民間企業未経験ということもあってか、年収の上がり幅がちょっと少なかったかなと思います。

 

―― どんな仕事をされていますか?

 

クライアントの要望に従ってアプリ開発などを進めています。公務員時代にプロジェクトマネジメントの経験があったので、本当はビジネス側に行きたかったんですが、配属先はテック側でした。

 

本当は上流のビジネス設計を担当したいので、社内でビジネス設計側の方とコミュニケーションをとって配置してもらえるように働きかけています。

 

結果的に8割は「入ってよかったな」と思えていますね。入社前に副社長の方とお話しして「一緒に働きたい」と思った点もあったんですが、今のプロジェクトで直接やり取りできる機会が多いです。その点も踏まえて満足度高いですね。

 

― 今後、目指しているキャリア像はありますか?

 

そうですね。まずはITコンサルのビジネス上流のスキルを培いたいと思っています。そのためにも、今の開発側の知見も伸ばしていきたいですね。今後、5年は今の会社で上流と下流のスキルやナレッジを増やしていきたいと思っています。

 

その後は独立をして、小さな会社をつくりたいです。

 

―― ありがとうございます。Tさんは、かなり転職に成功されたと思いますが、これから転職を考えている慶應出身の方にアドバイスをいただいてもいいですか?

 

はい。私がいま、転職に成功したと思えてるのは、自分のなかで明確に「どんな会社でどんな仕事がしたいのか」があったからだと思います。

 

私の場合は「チームで仕事をしたかった」「IT系の仕事をしたかった」「プロジェクトを進めるうえでビジネス的な感覚を掴みたかった」というゴールが明確でした。

 

その結果、今があると思いますので、これから転職する方は、事前に考えをまとめておくといいと思います。

 

―― 本日はありがとうございました!